とんがらし空間


とんがらしとは、 唐辛子のことです。 それはさておき、

とんがらしは、有馬 哲の娘の1人です。
父が患っている病気は、 パーキンソン病にくらべて格段に症例の少ない病気で、 進行性核上性麻痺(Progressive Supranuclear Palsy)というものです。 日本語ではろくに情報が入らず、 アメリカに本部がある Society for PSP からの情報に、 私は助けられています。 多くのみなさんにこの病気のことを知っていただくことが、 病気の解明に1歩でも近づくことなので、 楫さんにお願いして、 下記のリンク集を載せていただきました。

1998.6.1記


1998年に最初の文章を書いて以来、父の病気と闘うので精いっぱいで新しい文章を付け加えることができませんでした。楫さんが父の思い出文集のページを作ってくださったのを機に、この空間もときどき新しいことを付け加えようと思います。本日はリンク集を最新情報に更新しました。

2003.2.25記


本日はお礼です。石上様、石村様、大野様、楫様、草間様、原様、米田様、若林様、父の思い出を書いていただき、ありがとうございました。妹にはまだ読んであげていませんが、母も姉も読みました。母からの伝言です「どうもありがとうございます。とても有難く読ませていただいています」。

2003.3.31記


父が亡くなってからもう2年が経ってしまいました。昨年の今ごろは、1周年を迎えてひどく落ち込んでいましたので、ここにご挨拶をと思いながらもついに何も書けませんでした。落ち込みはひどく、私は阪神ファンなのに、ぶっちぎりの独走態勢もだいぶ後に知ったほどでした。今年の命日も、昨年同様、母の健康と気持ちを第1に考え、どなたもお呼びせずに家族と母の弟だけでお墓参りに行って参りました。父は、町田市にある「町田いずみ浄苑(いずみメモリアル)」に眠っています。

飯高様、父の思い出を書いていただき、ありがとうございました。

私も父の思い出を1つ書こうと思います。病気のため一人では旅行に行けなくなってしまった父に付き添って、私はブラジルとスイスに行ったことがありました。旅行中の記念撮影にはほとんど関心のない父でしたが、ブラジルはリオデジャネイロのコルコバード(Corcovado)の丘に行ったときだけは、違いました。「キリストの像と一緒に写真を撮ってくれ」と言ったのです。今でもそのときに撮った写真を見ると、父の信仰にいたるまでの気持ちの変化はどんなだったのだろうと考えると同時に、これは大切な写真と思います。

落ち込みから立ち直った昨年の8月、私は Medical Interpreters and Translators Association のメンバーの方などにボランティアのお願いをして、「PSP翻訳プロジェクト」を立ち上げました。

2004.5.8記


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