Rio通信: 「ただいまーっ!」


って書くには, あまりにも遅すぎて時期ハズレで, 気恥ずかしいかぎりですが, とにかく, 昨年2001年9月初めに帰国しました. 知人友人兄弟親戚から感慨深げにしみじみと
『あれーっ! よーく無事で帰って来れたねー!!』
てなことを言われました: 別に, 前人未到の暗黒大陸 (?) に探検しに行って来たわけではありません. また,
『えっ? どこか外国に行ってるって聞いたけど, ...
リオデジャネイロ? それってあのブラジルの?
ふーん. それで, 何しに行ったの?』
というリアクションもありました (出国前にもこの手のリアクションないし質問は, いろいろな方々から随分受けました). いずれにしろ,

一年間, 日本を不在にしたためにご迷惑ご心配をおかけした方々には, 大変申し訳ありませんでした. また, リオ滞在を支えてくださった方々には, とても感謝しております.

帰ってきてしばらくすると, また, 怒涛のような雑務が降りかかってきて, あっと言う間に時間が過ぎてしまいました. あれほどリオデジャネイロの自由気ままな“空気”に馴染んでいたと思っていたのに, 戻ってすぐに, 日本の神経症的いびつな環境・日常がなんら驚きなく, 何ら違和感なく受け入れられてしまったことには, 自分でもびっくりしました. このままで人生過ごしてゆくとしたら10年や20年は, それこそあっと言う間に経ちますね (で, 気付いたときには, 葬儀屋の寄越した粗末な, ボッタクリ木箱の中で焼かれていそうです).

で, このRio通信についてですが, これを読んで下さる方々は, まあごく少数だろうし, 適当にごまかしてウヤムヤに自然消滅という形をとろうか, などと思っていました (ナサケないほどかなり消極的). でも先日,

『戻ってきてからずいぶん時間がたつのに,
“帰国後”編はどうなったんだ?』
とアタタカイオコトバをいただいたりもして, 2002年元旦, やっぱりここは, きちんと締めくくっておかなくてはイカン, と思いました.

正月にぼーっとしていると, リオで過ごした日々について, いろいろと頭に浮かんでくることもあり, 人様に見ていただきたい写真も幾つかあり, で, もうちょっと書いてこの『Rio通信』をお仕舞にしようと思います.

なお, “滞在中”編に未完成部分がありますが, これは気が向いたら完成させようと思います (いつのことになるやら). 実は原稿はほとんどリアルタイムで書いてあるのですが, 何となく気に入らないために載せてありません.

目次

  • アルバム 持参したデジカメで撮った写真は, 数えてみると1100枚位にもなりました. ほとんどは公開に耐えないものですが, いくつか自分なりに厳選したものを載せてみます.

戻る